閑静な住宅街に位置する約36坪の敷地での計画です。
「南側に高さ10mの3階建が立ち並び、採光計画はどのように実現するか?」このお家のコンセプトはそこからのスタートとなりました。
土地の形状と隣接の住宅の配置を基に検討を行い、最も特徴的な奥行きの深さ(約15m)を最大限に活かして南からの光を「受ける」カタチを模索しました。
配置計画は必然的に南側にスペースをとり(2m~3m)2階のもっとも日射が取得できる空間をLDKに設定、さらに有利に日射を得るためにLDK部分を吹き抜けとして北側・東側に49cmずらした形状となりました。
外観からわかるグレーの色のついたキューブ状の部分がリビングです。卓越風向である南南西~北北東の風をとらえ、立体的に通風計画を行えるように階段とLDK吹き抜けを設けています。
また、南面には屋根庇を出して日射の軽減を行い、インナーバルコニーの屋根材をポリカーボネートを使うことで光を階段を通じて玄関に落とすように設計しました。断熱の性能はダブル断熱を採用しQ値=1.0、C値=0.4と、関西有数の断熱性能を誇る高性能住宅を実現しました。
「北向きだから明るい家が建てれない」「敷地の形状が複雑だから、快適な家が建てれない」そうお考えの方、まずは、当社のコンセプトハウスをご見学ください。家の考え方が変わるかもしれません。
現場所在地 | 東大阪市 |
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構造 | SE構法 |
階数 | 2階建て |
工務店 | 株式会社タイコーアーキテクト |
敷地面積 | 121.88㎡(36.87坪) |
延床面積 | 111.09㎡(33.60坪) |
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