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スケルトン+インフィルとは、外壁・屋根・柱梁などの変わらない基本構造「スケルトン」と、内装・間仕切り壁・設備・照明など自由に変えられる空間構成要素「インフィル」とを分ける建築設計の考え方です。
木造スケルトン住宅は、このスケルトン+インフィルの考え方を木造住宅に取り入れ、外から内を守るハコとしての建物=スケルトンと、内での住まい方を構成する要素=インフィルとを切り離せるように設計されています。スケルトンとインフィルを切り離せるとは、建物としての基本性能はそのままにしながら、内部の構成を自由に変えることができるということを意味します。
たとえば、吹き抜けと大きな窓のある気持ちのいい一室空間をのびのびと使っている上のような家なら、必要に応じて壁で仕切ったり、床でフロアを広げるなど、部屋やスペースをつくることができるのです。
最初は、なにもない広い空間に、クローゼットもない状態で仕上げも設備も、
これでまあ、十分かな、といえるものでスタートして。
少し落ち着いたら、気に入った色の塗料で壁をペイントして、洗面室のタイルを貼って。
貯金が出来たら、シャワーや水栓を、いつかCMで見た外国製のものにしたいな。
家族が増えたら、壁をたてて部屋を2つにできるようにしておいて。
そうだ、書斎。
将来は、リビングの一部を仕切れるようにして、壁一面本棚にして、
ちょっとした書斎をつくれるようにしておこう。
それでそこから、外の景色が見える小さな窓でもあったら、完璧だな・・・。
住みながら、想像して、少しずつかたちにしていく。
こんな家づくりも、アリだと思いませんか。
良い家に住みたい、と多くの人が考えます。
では、良い家とは、どんなものなのでしょうか。
好きな街にある。収入に見合った家賃。緑が多く休日にリフレッシュできる。保証がついていて安心。どこにいても家族の気配がなんとなく感じられる。壁が珪藻土。構造がしっかりしている。隣地の関係が良い。などなど。「良い」と思う理由は、人によって価値観が異なるので、千差万別です。
ひとつ言えることがあるとすれば、「良い」というのは家の場合、住む人にとって「しっくりくる」と言い換えられるということでしょうか。
たいていの人は「ここは〇〇をする場所」と、完成した家に今の自分や家族の状況をあてはめる買い方をします。
でも、買ったそのときはいいとして、自分も変わるし、家族も変わるし、家族構成も、暮らしも変わってゆきます。
その結果、合わないところが出てきます。
だとすると、そもそも家も変えられると良いのではないでしょうか。
家に暮らしを合わせるのではなく、そのときそのときの住む人の「しっくりくる」暮らしに合わせて家を変えていける。
シンプルで器の大きいハコのような家であれば、実現できそうです。
では、シンプルで器の大きいハコのような家に必要なものは何でしょうか。
安全で身を守れて、あたたかい巣であること。
あきのこないシンプルなデザインがなされていること。
変えられるしくみを持つこと。
具体的には、構造、温熱環境、デザイン、ということになります。
この3つの「家にとって必要不可欠なもの」に上質な素材を採用し、そうでないものは住み手に選択権を委ねることで、住み手は暮らしながら家を編集できるようになります。
そして、家が編集できることで、実はもう一つ、住み手が手に入れられるものがあります。
それは、お金の自由です。
基本性能以外のプラスアルファ=インフィルへの投資を、予算に合わせて調整できるので、住み手は空間の自由と同時にお金の自由を得ることができるのです。
だから、無理することなく、自分のペースで、自分らしい家をつくることができます。
家は今、大きく変わろうとしています。
それは、住み手であるわたしたちのライフスタイルや価値観が多様化してきているからです。
それに応えてくれる器のしくみと、質とコストのバランスがとれていること。
一見別々のように見えるこの二つが自然と結びつき、ひとつの答えとして生まれた木造スケルトン住宅は、「家はもっと住み手のものになっていい」という、新しい家のあり方を指し示してくれているようです。
今までは「自分らしい家」をプロに提案してもらうのが一般的でしたが、これからは「なにもない良質な空間を住み手が編集できる」木造スケルトン住宅を、新しい家の選択肢のひとつとして、考えてみてはいかがでしょうか。
素箱
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