小屋裏空間の利用

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 敷地条件が厳しい住宅の場合、小屋裏空間を有効に利用したいわけですが、いろいろと法規の制約があります。先ずどこの確認審査機関に出しても共通の決まりがあります。

 


・小屋裏とは:一般的に言われる「屋根裏」のことです。小屋裏を作ることを目的にした形状ではなく、普通に屋根を架けた時に出来る余剰空間を指します。

・用途の制限:居住のための部屋としては認められていません。収納スペースとしての利用に限られます。

・面積の制限:すぐ下の階(通常は2階)の床面積の1/2以下

・天井高さの制限:1.4m以下(人が立って歩けない高さという趣旨です)



以上のポイント以外に、各自治体で独自の規則を作っている所も多くあります。多くの自治体で見られる規則には以下のようなものがあります。

・小屋裏に上がる階段:固定階段でよいか、可動のハシゴに限るか。

・小屋裏に設ける窓:大きさや形状の制限がある事が多いです。



その他にも細かい決まりがあることも多いので、小屋裏を有効に利用したい場合はその場所の確認申請を受け付ける行政庁に事前に確認することが大切です。設計を依頼している設計事務所や工務店がその辺りをきちんと事前に調査しているかチェックした方が良いと思います。

浦田義久 篠崎素子/SUR都市建築事務所

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