安定性がある自由な空間

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構造の安定性という観点から平屋建の設計のポイントをを取り上げてみたいと思います。  木造の平屋の構造計算を行う場合、一般的には許容応力度計算ではなく建築基準法による仕様規定で行います。その中の地震用必要耐力壁を例にとると、「地震用必要耐力壁量=床面積(㎡)×床面積に乗ずる値(㎝/㎡)」であります。
床面積に乗ずる値は、平屋建てで、軽い屋根(金属、スレート)の場合[11]、2階建ての1階部分は[29]になります。重い屋根(瓦)の場合は[15]と[33]になります。また、風圧力に対する「必要耐力壁量=見付面積(㎡)×見付面積に乗ずる値(㎝/㎡)」、見付面積に乗ずる値は建設地によって値が異なります。風圧力は、建物が風を受ける面積の大きさに比例して必要壁量を配置します。
2階建てに比べて平屋建ては上下階の耐力壁の位置を考慮する必要がなく自由な平面設計ができます。外部空間と内部空間の一体化、自由な間仕切り、回遊性のある平面等、ライフサイクルの変化にも対応できます。
宇佐美 亮/アールユー建築工房

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