住宅の設備の考え方

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室内の住環境対策や技術の進歩によって、さまざまな快適に使える設備が開発されている昨今、住宅の設備の選択肢は多岐にわたっています。


また、住宅の耐用年数は、50年もたせよう・・・100年もたせよう・・・と家を作る技術も大幅に向上してきました。


しかし、電気回路をもつ設備はそんなにもちません。せいぜい、7年とか10年で交換。


それと同じもの、後継機種や部品が100年あればいいのですが、そうもいきません。


設備に対する考え方も長い年月の間には、変わっていきますし、だんだん対応できなくなってしまいます。「あの頃は、そういうシステムありましたね。」では困ってしまいます。


家と設備、耐用年数があまりにも違い過ぎるんです。


要は、家に設備を組み込まなければいいのではないか!とも思います。


いつの時代でも容易に取替えられる設備がベストなのかもしれません。


高度成長期にたくさんの家に設置されたセントラルヒーティング、24時間換気時代に対応したシステム換気、太陽熱を利用したパッシブソーラーなど、組み込む設備は、家と同じ耐用年数で利用するのは難しいかもしれません。資金に余裕があって、将来的に改築するというのであれば、組み込んでしまってもいいとは思いますが・・・


では、大幅な改築をしないで簡単に取替えられる設備とは、エアコン、FFファンヒーター、電気蓄熱暖房器、太陽光発電などで、いつの時代でも容易に交換できる設備です。


将来的にもっと便利で効率の良い快適に使える設備が開発されれば、それに交換すればいいわけです。


長が~く住み続け、あまり大幅な改築をしないで暮らしたいというのであれば、家に据付ける設備もこんなことを考えながら選択されるのも一つの方法ではないでしょうか。


遠藤浩/遠藤浩建築設計事務所

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