コンセントと使い勝手...その2 模様替えへの対応

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前回のコンセントに関するコラムの続編です。

まずは、少し前回を振り返ります。

コンセントを設置する場合 『見せるコンセント』と『見せないコンセント』のそれぞれを 意識して配置することが、使い勝手に不自由を感じにくい一つの方法では…とお話ししました。

しかし、この使い勝手。 最初の状態を永遠に維持できれば良いのですが、 ちょっとした暮らしの変化により、その都度影響を受けるのが厄介なるところです。

特に、子供部屋については成長に連れて、家具や家電機器が新たに必要となったりそのために模様替えが発生したりと、もっとも、使用形態に変化が訪れやすい部屋と言えるでしょう。

「どのように変わる可能性があるか?」を予め想定できるようであれば そのためのコンセントを設けておくことも可能でしょう。 ですが、直前まで不確定であったり、コンセントだらけの部屋になってしまうのも考えものですよね。

とすれば、問題点は複雑です。以下、問題点の発生状況を整理してみましょう。









といった感じに整理できました。

[A)納得]…こう行き着けばベストですが、そう上手くゆくとは限りませんね。

[B)我慢できる]…といった結果であれば、まあ結果オーライ!と考えられます。

[C)我慢できない]→[購入を断念または返品]…こちらはなんともショックな結果です。

ということで、最低限[B)我慢できる]レベルになるような計画にしておきたいものです。

ただし、実際のところ、現実はケース・バイ・ケースで、そう簡単ではありません。そんな状況の中、経験上より良い方法を導き出してみます。




1)掃出し窓(床までの窓)や建具をまたがないで用いることができるようなコンセントを配置しておくと良い。

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模様替えが発生した場合、窓や建具を横切る配線コードがもっとも邪魔に感じます。


2)テレビ配線やLAN配線は将来の家電配置の可能性をよく考慮し、不安なら増設しておく。

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テレビやメインパソコンは窓や建具の位置を考えると、どんな部屋でも設置できる場所が 限られるものです。従って、どちらかに設置するということであれば、予め増設しておいた方が安心です。


3)個室では最低2か所、必要に応じて3か所程度あれば良し。

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最初に申し上げた通り、模様替えが発生しやすいのは子供室、寝室といった個室がほとんどです。とすれば上述1)を考慮に入れた上で、デスク、テレビや音響家電、 ベッドヘッドの照明といった家電製品のレイアウトを満たす個数を考慮したいところです。



以上、コンセントについてのコラムでした。 


 






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田口秀樹/Tagu Design Studio (株)

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