「2部屋を1部屋」への知っておきたい4つのポイント

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リフォームやリノベーション時、壁を撤去して2部屋を広々とした1部屋に変えるケースは多くみられます。開放感が出て回遊性も上がると、良いことづくめに思えますが、いくつか注意したいポイントもあります。あらかじめ知っていれば、後からデメリットに慌てることもありません。リフォームをご検討中の方はぜひチェックしてみてください。

間仕切り壁が構造体ではないか

間仕切り壁が撤去できるかの確認は重要です。例えば、マンションによっては壁式コンクリート構造によって、間仕切り壁が構造体になっており、撤去できない場合もあります。事前に、間仕切り壁の構造を確認してもらい、そのうえで間取りを検討する必要があります。

洋室と和室を1部屋にする注意点

少し前のマンションでは、和室と洋室が隣同士になった間取りも多くみられます。リフォームの際、この2部屋を1部屋にするとき梁や躯体面の壁に不陸(凹凸)がある場合があります。また、和室の畳を床へ変更する際は、畳の下地に段差や不陸が生じる場合もあります。不陸を調整するためには、別途費用が必要な場合があるため、予算組みの段階から見積もっておくと安心です。

広がる空間に合わせた冷暖房の工夫

空間が広がると、開放感のある清々しい住まいになります。しかし、その分、冷暖房の負荷も大きくなるためリフォーム後の空間に合う冷暖房の配置や冷暖房機器を工夫する必要があります。

ただ、マンションは気密性が高く広くなっても冷暖房の効率が良い住まいも多くあります。窓の断熱性などその他の要因も絡むため、総合的に考えて最適なものを選びましょう。

間仕切り壁で多目的に使える配慮を

ライフスタイルの変化とともに、部屋の使い方を変えられる住まいに注目が集まっています。2部屋を1部屋にして広くしたとしても、いつかまた個室にしたいと思うときがくるかもしれません。

その場合は、可動式の間仕切り扉や棚などで、いつでも個室にできるように設計しておきましょう。来客時は客間に、見せたくないものを隠す場所としてなど、間仕切りのメリットはたくさんあります。
空間を広げることで、部屋の使い方がフレキシブルになったり、採光が確保できたりとメリットはたくさんあります。注意点を知り対策しておくことが、理想の空間づくりへの近道です。特に、古いマンションリフォームの場合は調整が必要な点がいくつかありますので、予算を立てる際にもぜひ参考にしてみてください。

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ライター/writer naomi