色の効果は無視できない!カラーコーディネートのコツ

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家の中を快適に過ごすために、重要なことは数多くあります。温度や湿度などの室内環境を整えることも大切ですが、視覚という面も考慮したいものです。
インテリアの空間では形や素材といったものとともに、色彩も知覚されます。また色の使い方によっては、そこに住んでいる人の心や行動にまで変化をもたらすでしょう。
今回は、そんなインテリアのキーポイントであるカラーコーディネートを中心にスポットを当てて紹介します。

落ち着いた色合いをチョイスした大人の空間

全体の色合いのトーンを抑えたことで、落ち着いた大人の空間が出来上がりました。こちらのお部屋は、社長室ということで落ち着きだけではなく重厚感もプラスされています。
また、インテリアは色合いのみだけではなく素材感も重要です。キャメル調の色合いのソファは、革素材を選択することで高級感を演出するでしょう。
また、ほとんどの家具類をダーク調の色合いで揃えていますが、ローテーブルにホワイトを加えたことで軽やかさもでてきます。

鮮やかなレッドはインパクト大な空間に!

空間のメイン色はホワイトとブラック、フローリングのブラウンでコーディネート。そこに、鮮やかなレッドを加えたことにより、まるでスパイスのようなパンチの効いた空間になっています。
アクティブで躍動感を感じるレッドは、お部屋のアクセントとしては相応しいカラー。使い方によっては、個性的でスタイリッシュな空間になるでしょう。
しかし、反面レッドは使いすぎると落ち着かない雰囲気になることも。使用するときにはメインではなく、ポイントとしての使用がおすすめです。

子ども部屋はあえて明るいグリーンをチョイス!

子どもにとって、かけがえのない空間といえば子ども部屋でしょう。幼少期は遊ぶことが中心なので、楽しく明るいカラーを思い切って取り入れてみてはいかがでしょうか。
こちらのお宅では、ホワイトの空間の中に明るいグリーンのアクセントクロスをチョイスしました。
グリーンは、葉っぱの色ということで自然を連想させます。そのため、「癒やし」や「穏やか」といった印象がありますよね。
きっと、子どもも安心して過ごせる部屋になるでしょう。

都会的なモノトーンにベージュの階段でアクセント

スタイリッシュで都会的なイメージのあるモノトーンは、とても人気があるカラーコーディネート。
ただし使用する内装材や家具類の素材によっては、無機質で味気ない空間になってしまう可能性もあります。そのようなことを防止するためと自分なりの個性を発揮させるために、有彩色のものをプラスしてみてはいかがでしょうか。
こちらのお家では、アートのようなおしゃれな階段が目を引きます。
全体的にモノトーンなので、よりお部屋のポイントとして際立つでしょう。

クールで大人の空間にはネイビーブルーを大胆に使用

ブルーは空の色や海の色といった身近に感じる色です。世界的にみてもブルーは好まれやすい色と言われています。
そんなブルーはインテリアにも最適なカラーです。落ち着いた大人の空間を目指している人は、ネイビーブルーのようなシックな色を選択してみてはいかがでしょうか。
インテリア全体を、ネイビーブルーにしてしまうと重くなりがちです。しかし、事例のようにソファなどを明るめのカラーにすることで、抜け感もあり軽やかさもプラスされるでしょう。
色の効果を中心的に紹介しました。インテリアに色を取り入れるためには、ただ単に好きな色を選べばいいというわけではありません。
室内は、あくまで生活するための場所です。その部屋の特性に合うような色を、選択することが重要でしょう。
住宅は一度建ててしまうと、何回も取り替えるものではありません。そのため、飽きのこない色を選択するということも必要です。また汚れやすい場所には、汚れが目立ちにくい色を選択することもおすすめでしょう。

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ライター/writer megumi,taki