水回りをオシャレにするのはやっぱりタイル。今も昔もそしてこれからも。

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現存する世界最古のタイルは紀元前2700年頃に建築のエジプトピラミッドの通路に貼られた物だそうです。また、日本では6世紀の仏教伝来とともに大陸より伝えられ、寺院の装飾に使われました。それから長い間私達の暮らしの中にタイルがあります。近年、効率化・簡素化が重宝される中、タイルが使われることがずいぶんと減ってしまいましたが「やっぱりタイルがいい」と、こだわる人もたくさん居ます。今も私達の暮らしを彩ってくれているタイル。その魅力とは何でしょうか。

派手さはないけどステキな使い方

シンプルでありながら個性的な色合いのタイル。お施主様がこだわって選んだものだそうです。キッチン背面の造作収納を落ち着いた雰囲気にしています。雑誌の北欧スタイルシリーズに出てきそうな写真です。
最近日本ではキッチンの壁は手入れのしやすいパネルにするお宅が多いのですが、雑誌や映画で見る外国のお洒落なキッチンはだいたいタイルの壁になっていますね。本当にオシャレな人は日々のお手入れも、面倒くさがらないのでしょう。

素焼きのタイルをキッチン床に

キッチンの真ん中よりダイニングにかけては床に無垢材を張っていますが、やはり水がこぼれる所には不向きということで、キッチン側のみ水にも強い素焼きのタイルにされたようですね。
素焼きタイルはキッチンの床だけでなく、玄関やインナーバルコニーの床部分などにも好んで使われています。タイル本来の冷たさもありませんし、見た目も温かみを感じさせます。滑る危険性も少ないので、ペットを飼っているお宅にもおススメです。

アンティークを引き立てる

アメリカのシンプソン製のアンティーク木製ドアの雰囲気に合わせて、洗面の壁には落ち着いた色調のモザイクタイルを貼りました。洗面台、壁に掛けた丸い鏡、水栓カラン全てが素晴らしく調和しています。
こんなに小さなスペースに設置した洗面台なのに、得も言われぬ奥深さを醸し出しています。モザイクタイルというとカラフルなイメージが頭に浮かびますが、組み合わせによってはこんなに落ち着いた感じになるのですね。

キッチンをポップな空間に

モザイクタイルでポップな壁面を演出。モザイクタイルは5センチ以下の大きさなので、色々なデザインに対応できます。また、写真のお宅は壁の一部なのでこんなカラフルな色合いでも不自然になりません。小物が多いキッチン収納も壁の柄が目立つので逆にごちゃごちゃ感が払拭されています。こんな楽しいキッチンなら毎日のお料理も苦になりませんね。お子様の居るお宅なら、子供さんが進んでお手伝いしてくれそうです。

床を彩るメキシコタイル

タイルの魅力は使い方によってはとてもアートなイメージになること。写真のようにトイレの床を豪華にすることも可能です。便器も手洗いも良い物ですが、それ以上にタイルの柄合わせのおかげでトイレ全体がとても格式高い雰囲気になっています。ちなみに床のタイルはお施主様がメキシコで見つけたものだそうです。旅先で見つけたものをこうして家のインテリアとして使用するというのは素敵です。トイレに入る度に想いはメキシコに飛びますね。

珍しいタイルは輸入品

アズレ―ジョと言うポルトガルに古くから伝わるタイルをキッチンの前面に採用しました。日本の感覚ではなかなか無い個性的で明るいタイルです。全体的に白く大人しくまとまってしまうところを、このアズレ―ジョタイルがピリッとインパクトを与えています。またキッチン前以外の壁をクリーム色にして壁タイルと調和させています。床のタイルは落ち着いた感じで、隣接するリビングの無垢フローリングと違和感のないような柄になっています。

モザイクタイルで可愛らしく

モザイクタイルは一つ一つが小さいので、微妙なデザインにも対応することができ、特に洗面台に好んで使われているようです。こんな可愛い洗面台なら、毎朝楽しく1日をスタートできそうですね。もし、洗面台の周りのカウンター部分が白一色もしくは木製だと想像してみてください。それなりに普通に素敵な洗面台でしょうが、これほど前に立ってわくわくする洗面台にはならないでしょうね。モザイクタイルの魅力が生きてます。

くつろぎのバスルーム

システムバスではなかなかこういう個性的なお風呂は実現できませんね。そこはやはり在来工法におまかせです。在来工法のお風呂と言えば、床・壁はやはりタイルが主流、職人さんの腕の見せどころです。天井と一部壁の羽目板張りを邪魔しないように壁とジャグジー浴槽周りのタイルは落ち着いた風合いの物になっています。床はタイルに見えますが、浴室用のコルク材を採用して、足触りが冷たくないようにしています。

おしゃれな洗面スペース

洗面所のタイルと言えば、洗面台の周りをタイル貼りにする事例が多いのですが、こちらはボウルをナラ材の洗面台に設置し、水や歯磨きで汚れやすい部分にモザイクタイルを貼りました。壁の一部にモザイクタイルを貼る方法もすごくオシャレで素敵ですね。よく見れば二つの洗面はボウルもカランも鏡・照明に至るまで全てデザインが違います。奥様がこだわった物だそうです。タイルの割り付けも違うのですが、少しも違和感なく収まっています。お見事です。
キッチンやお風呂がシステム化され、その壁は掃除のしやすいパネルにとって代わっています。洗面・トイレもクロス壁やクッションフロアの床を採用するお宅が大多数です。でも、何か温かみと面白味に欠ける、そう思っている人達が新築やリフォームの際に我が家にタイルを!と声をあげているのです。私のような掃除が苦手な人間でも、やっぱりタイルに魅力を感じます。今簡単に貼れるシート式の商品もあるので、我が家も今度どこかに貼ってみようかな。

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ライター/writer さんたまる