湖畔の佇まいを感じる爽やかな住まい

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湖畔にある住まいは、どこか爽やかな雰囲気を漂わせている気がします。目の前が湖の敷地や少し離れた高台に建つ住まいなら、2階にリビングを配置し、デッキスペースをアウトサイドリビングにすることで、その立地をより楽しむことができます。また、湖にそこまで近くなくてもその立地の持つ開放感を不思議と感じさせる住まいもあります。今回はそんな湖畔の雰囲気を感じられる爽やかな住まいを集めてみました。

眺めも形状も美しいリビングルーム

広いダイニングテーブルから琵琶湖の景色が楽しめるリビングルームです。リビングの天井もデッキテラス部分の天井も勾配がつけられており、開放感と個性が両立しています。テラス部の黒い柱がアクセントとなった全体的にナチュラルな色合いの中に障子があり、美しい和モダンな空間に仕上がっています。
天井の梁下に設置された照明器具もシンプルでスッキリ感がありますね。ローコストを意識して建てられた住宅とは全く思われません。黒い外観と内部のコントラストが美しい住まいです。

琵琶湖の絶景を望む住まい

リビングからつながる広いデッキスペースは、まるで琵琶湖を望む展望台。リビングから2段程上がっていることで高台に建つ住まいからの眺めがより良くなっています。デッキスペースの左右の外壁が、外部からの視界を遮るように立ち上げられているため、デッキスペースのプライベート感がアップしています。
サッシ部分の段差は、腰掛けるのにちょうど良い高さと広さ。気候の良い季節に窓を開けてここに座れば、湖からの爽やかな風を感じられそうですね。濃緑の収納部分も景色にとても馴染んでいます。

浜辺を感じるリノベーションマンション

キッチンカウンター壁に貼られた白いレンガ調タイルが部屋のアクセントとなり、爽やかな印象を与えるリノベーションマンションです。天井から下る収納も特徴的で、愛猫のくつろぎスペースにもなっています。キッチン・家具・フローリングの色合いがセンス抜群で、ナチュラルな木質空間にグリーンが映えます。
家電やキッチン天板など、部屋を構成する全てが、白と木目とステンレスとグリーンで統一された空間には、やさしい光が入り込み開放感があります。湖のほとりにある建物と言われたら納得してしまう爽やかな空間です。

琵琶湖ほとりの高台に建つ住まい

開放的な敷地に建つフレンチカントリースタイルの住まいです。低い冊や屋根の形状、建物の色合いなどに異国の情緒を感じます。室内からでも景色は眺められそうですが、一歩外に出て、ゆとりある敷地から眺める景色は格別でしょうね。室内はアンティーク調のフローリングで仕上げられています。
暖炉のあるリビングや音楽を楽しむための吹き抜けルームがあり趣味の時間も堪能できそうです。琵琶湖の素晴らしい景色を一年中楽しめる住まいです。
湖畔の立地の良さは、景色の良さと風でその自然を感じられることだと思います。一方で、湿気への対策などその立地特有の問題も生まれるため、自然と共生することをより強く意識した住まいになることは間違いありません。事例の住まいは、それらを考慮し、採光や通風について考えられている住まいです。そららの視点からも湖畔に建つ住まいには様々な魅力を感じますね。

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パッシブデザインとは? 2016年11月10日投稿 住宅設計 パッシブデザインとは?

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ライター/writer hotagos