風通しのよい家でジメジメ時期も快適に過ごそう!

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日本の夏は高温多湿。梅雨時のジメジメした気候も入れると、1年のうち4カ月ほどは湿度が高い状態が続きます。家の中の空気がよどんだ場所にはカビだって発生します。
見た目だけでなく体にも悪いカビを防ぐのが、日当たりと風通しのいい家です。常に空気が循環して湿度の高い空気を停滞させない設計は、夏に涼しく暮らすことにもつながり省エネにも役立ちます。
風通しの良い家で1年中快適に過ごしましょう。

風が通る雨戸で夏の夜も快適に過ごす

夏だってできればエアコンなしで過ごしたい…そう思うエアコン嫌いさんは多いもの。そんなエアコン嫌いの方だけでなく、家を建てるすべての人に考えてもらいたいのが、風通しがよい家にするということ。
風の通り道を考えた家は夏だって涼しいんです。ただ、プライバシーや防犯上の理由もあり、夜も窓を開けっぱなしにしておくというのは難しいですよね。
この家で取り入れたのは、閉め切っても風が通るように工夫された通風雨戸。ルーバーの隙間から風が通り、夜も快適に過ごせます。デザイン的にも優れものです。

プライバシーと風通しを両立する工夫のある家

風通しは良くしたいけれど、プライバシーは守りたい…。そんな人におすすめなのが欄間戸や竪格子。
開放的なリビングとリビングの開口いっぱいに設けられたテラスが魅力的なこの家は、人通りの多い道路に面した部分にガレージを設けています。ガレージ部分とリビング側との境を堅格子で隔てているため、プライバシーを守りつつ風通しの良さも確保。
リビングの窓は折れ戸になっているため、開口部全面を開け放って風を入れることができます。

階段を家の中心に置いて空気を循環させる家

室内で暖まった空気は下から上へ流れます。できるだけ低い位置に窓を取ると風の通り道ができて常に空気が循環するため、カビなどが生えにくくなるのです。
スケルトン階段を家の中心に配置したこの家は、階段を通って家中の空気が循環。さらに、奥のキッチンとの境にある格子戸から階段側へ光が通るよう工夫されています。内壁には調湿性能の高い珪藻土を使用。湿度をコントロールし、においも吸着して空気を清浄にしてくれます。

夏は涼しく冬は暖かく過ごすための窓

住宅は夏涼しく冬暖かいのが理想です。南側の窓を大きく取り、反対側の北側に小さな窓をいくつか設けると効率よく空気の流れを作ることができます。冬は南側の窓からたっぷりの日差しが注ぐことで家全体が暖まり、快適に過ごせます。
こちらの家は、冬に吹きおろす突風を遮るため、北側の窓はできる限り小さくしています。窓を何カ所にも分散させているため、風通しの面では全く問題ありません。

高断熱のパッシブデザインで1年中快適に

広々とした空間が心地よいこの高台に建つ家は、前を遮るものがなく見晴らしが良いのが特徴。室内にクライミングスペースを設置するなど、遊べる仕掛けが詰まっています。
吹き抜けのリビングには光が降り注ぎ、リビングから続くスキップフロアで空間を区切っているため風通しも抜群。高断熱のパッシブデザインは、夏は風通しを良くして涼しく、冬は太陽を取り込んで暖かく過ごすことができます。
風通しの良い家は、夏涼しく過ごせるアイディアが詰まっています。家の中の空気が動くことで、ジメジメした時期も湿度をためることなくカビ防止につながります。
特に、夏涼しく冬暖かい、自然の力を利用したパッシブデザインの住宅は省エネにもおすすめです。
大切な住まい、快適に過ごすための工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ライター/writer okunaga