美しく、心安らぐ、日本の庭。

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日本ブームの昨今。人工的な美しさを追求する西洋の庭園に比べ、木々や小川などの風景を楽しむ日本庭園は、欧米人の目にも魅力的に映るようです。花壇に花が咲き乱れる洋風の庭も素敵ですが、心落ち着く和風の庭はいかがですか? 「日本庭園」と聞くと敷居が高い印象ですが、「自然を上手に取り入れ、見ていてホッと和める庭」と考えればOK。狭い面積でも楽しめますよ。

室内から見る庭の景色は、まるで絵画のよう

家族が集まり、思い思いの椅子に腰掛けてリラックスするスペース。ここから見事な庭が望めるように設計された住宅です。窓を大胆に大きく設けることで、室内から眺める庭が、まるで襖絵のように美しく目の前に迫ります。絵画と違うのは、四季折々の微妙な変化が楽しめること。家と一体となった、何とも贅沢な“芸術”です。

伝統とモダンが融合した待合スペース

茶会が開かれるというこちらの和風住宅には、客を待たせるための庭(待合)があります。茶道で待合は茶席に入る前に精神を整えるための大切な場所。腰掛けと飛び石などを配置するのが一般的です。茶事には縁のない場合でも、庭に腰掛けがあれば、家族や友人とおしゃべりする時などに便利です。写真のように木製のものだと風景ともなじみますね。

日本らしい、中庭を囲むコの字型の住宅

本家屋の特徴の一つに中庭があります。坪庭とも呼ばれ、通風や採光の目的で家の奥に作られる庭のこと。現代でも、隣家との距離が取りづらい住宅などには中庭がおすすめです。住宅密集地に建つ写真の住宅は、コの字型に中庭を囲む作り。門を閉めれば周囲からの視線を遮りつつ、中庭があることで風や光はしっかり取り入れることができます。

坪庭は、最小限のスペースでも楽しめる

日本の庭の良いところは、どんなに狭小なスペースでも「1つの宇宙」を創り出せること。写真の和室から見える坪庭はごく小さな面積ですが、お気に入りの植物が植えられ、四季の移ろいを楽しめるようになっています。畳に座ったり寝転んだりしながら見ることを想定して低い位置に窓を設けているのが、何とも粋です。
美しい和風の庭を見ていくと、あらためて「和風の庭っていいな」と思いませんか?四季の移り変わりを楽しめるところに風情があり、主張しすぎない雰囲気が安らぎを与えるのです。小さなスペースでも作れるので、敷地面積の問題で庭を諦めかけていた方にもおすすめ。あなただけの和みの庭を、ぜひデザインしてみてください。

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ライター/writer 玉置