いいとこどり、二世帯住宅。~二世帯のメリットを最大限に活かした住居作り~

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あなたは【二世帯住宅】と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?「大家族」「一家団欒」「にぎやか」はたまた「騒々しい」「面倒くさい・・・・・・」
人によって、イメージはさまざま。何事もそうですが、物事にはメリットとそうでない部分があります。それは二世帯住宅にも言えること。

しかし、今日ご覧いただくのは【二世帯住宅のメリットを最大限に活かした】お宅の数々です。それぞれのご家族が考えるデメリットな部分を極力抑え、メリットを活かす。さてどんなお宅が登場するのでしょうか。早速見ていきましょう。

お揃いの玄関

世帯ごとに、家の入口を分けました。同じ空間にいながらも、それぞれの時間やスペースを大切にしたいという想いが伝わってきます。
そうは言いつつ、玄関のデザインは、お揃いのドア2つだからこそ完成する空間デザイン。

個々を大切にする気持ちだけではなく、【親世帯・子世帯分け隔てなく家族は一つ】という想いも、この玄関からは伝わってきます。

エントランスをコミュニケーションスペースに

1階が親世帯、2階が子世帯合計6人の完全分離型の二世帯住宅です。そんなご家族のコミュニケーションスペースは、こちらのエントランス。家族全員揃っても楽しめるよう、広めのウッドデッキをエントランスに設けました。親子でゆっくり話したり、孫と昼寝したり、BBQだって可能。

車椅子でも、外から直接1階居間へ入れるようにという優しいデザイン。また、1階玄関を通らずに2階に行く外階段をつけました。家族全員がストレスフリーで暮らすことの出来る、二世帯住宅です。

側にいてくれるというだけで。

白く、曲線の美しい階段が印象的なこちらのお宅。
玄関・リビングそれぞれの世帯ごとに分け、普段は完全に独立した暮らしが可能な二世帯住宅です。でもやっぱり、一緒に暮らしているという事実こそ、何物にも代えがたい大切なこと。

人が多いということは、それぞれの時間を与えたり、もらったり、分け合ったりすることが出来るというメリットがあります。子供の面倒をその日は親世帯にお願い出来る。親世帯の荷物を子世帯の誰かが預かる。

独立しながらも、助け合える暮らしは、なかなか素敵です。

圧迫感のない共有LDK

LDKを共有スペースにした二世帯住宅です。親世帯・子世帯揃って囲む食卓。想像するだけで幸せな気持ちになります。

そして、人が集まるスペースだからこそ、空間に広さを感じられるような工夫が所々に。物が散らからないようにと、壁面収納を。数人でキッチンに立っても狭く感じないようにデザインされた、ダイニングテーブルと一体化したオーダーキッチン。

みんなが寛ぐことの出来る憩いの場。世代を超えた会話が期待出来そうです。

自然とも共存

1階と2階の雰囲気が全く違うのは、一目見るだけで一目瞭然。完全分離の二世帯住宅です。
親世帯・子世帯互いに干渉せずに部屋の雰囲気を決められることって、重要ポイントの1つではないでしょうか。

北側には海が、そして南側には山が広がる地に建てたお宅。どの部屋からも美しい景色が眺められるよう、設計しました。親・子供・孫、そして大自然。住宅の設計と立地の環境は、人の心に潤いをもたらすことでしょう。
二世帯住宅の経験がない私は、大きな憧れと、そしてほんの少しの煩わしさというイメージがありました。ほんの少しの煩わしさの部分は、だってほら、親が2人増えたみたいな時って、ありそうだから。(笑)

しかし、近年の二世帯住宅を見るにつれ、そのイメージは、昔の二世帯住宅のものだったということに気づかされました。以前に比べ、子世帯だけでなく、親世帯も、プライベートを重んじる時代。「丁度良い距離感」は、設計次第で作れるんだということに気づいたのでした。

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ライター/writer midori