慎ましい雰囲気漂う間接照明のある玄関

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
ほのかに照らす間接照明は玄関の印象と品格を高めてくれます。それは来客のためだけなく帰宅時に自分が癒されることにもなります。照明をどこにつけるかは玄関を魅せるための大切な要素です。玄関には下駄箱や段差があります。照明を天井や壁に設置するなら目立ちすぎると大層だし、飛び出してても邪魔になります。間接照明は収納の奥行きや框の下部などのデットスペースを活かすことができるので玄関に最適です。花や小物を飾る場所をさりげなく照らすこともできます。今回は上品で慎ましい雰囲気漂う間接照明のある玄関を集めました。

浮いたような表現がおしゃれな玄関

玄関と廊下と部屋が一体となったエリア。比較的大きな土間スペースと収納量たっぷりの玄関収納。完成度の高い狭小住宅で複数の機能が一つの空間に共有されています。3枚引き込み戸の部屋は、土間から直接出入りできるためライフスタイルの変化に合わせて様々な利用ができそうです。
全体的にすっきりとした空間では照明もすっきりさせたいところ。デッドスぺースとなった框下を利用し照明を設置。土間の硬質な質感に反射する間接照明の色合いが空間全体のアクセントに。入り組んだ形状の玄関なので、部屋から移動する場合に足元に明かりがあればより安全ですね。

デザインとして美しく見せる玄関収納

たくさんものが収納できそうな長い玄関収納です。これだけ長くても圧迫感が出ないよう、玄関収納の奥行きは薄くなっています。また、それほど広くない玄関スペースでも狭苦しさを感じないのは、玄関収納が上下に分かれそこに目が行くデザインとなっているからでしょう。
壁面のデザインをほのかに照らす間接照明が上品な空間に仕上げています。玄関から入ってきてまず目が行く場所に一輪挿しの飾りがあることで視線がより落ち着きます。天井のダウンライトを補う明かりとして程よい明るさの間接照明です。

玄関正面を間接照明で照らす

地窓のある和の上品な空間です。玄関収納と天井の板材と床材の質感が統一されています。土壁の色合いとの相性も良く落ち着いた佇まい。この間接照明があることで、空間に奥行きを感じます。昼には地窓から自然の明るさが、夜にはほのかに光る間接照明が玄関を照らします。地窓から見える先には低い木が植えられておりスポットライトが当てられています。それら光の演出も相まってより厳かな和の玄関となっています。

奥行きのある玄関をほんのりと照らす

白でまとめられた玄関ホール。足元を照らすオレンジの間接照明。光沢感のあるタイルに美しく反射し幻想的です。玄関幅木や階段部材の色合いも整えられており、空間のシンプルさが際立ちます。奥行き4m以上もあるこの玄関ホールの先には、引き込まれるような縦長の窓が。この窓により玄関ホールに実際以上の奥行きを感じます。浮遊感のある階段も空間をスッキリさせることに貢献していますね。大量の収納スペースを兼ね備えたモダンな玄関です。

坪庭を望む美しい玄関

坪庭を見る玄関。玄関収納の上部の天井に間接照明が設置されており、その色合いがまるで朝日のよう。壁の色とも相性抜群です。長い玄関土間には平石が敷かれ風情ある小径のようです。ふわりとした空間の中に洗練されたデザインの玄関収納が佇み、その上に置かれた小物も上品なアクセントとなっています。落ち着く和の空間に間接照明がやさしく光り、帰ってくるたびホッできそうですね。
玄関の間接照明は、他に明るい照明があると意外と使わないこともあります。ただ、やはり段差や玄関収納の奥行きを活かし、玄関の演出としてやってみたくなります。間接照明でより上品で素敵な空間を目指す場合には、配置や明るさや天井や壁の材質なども含めた照明計画を立てることが大切です。他の照明とのバランスを取り明るさと趣きが両立する玄関に仕上げたいですね。

関連まめ知識

住まいの照明計画 ~<光の色>について 2014年02月17日投稿 住宅設計 住まいの照明計画 ~<光の色>について

関連Q&A

ライター/writer hotagos