実面積より広く見える!狭さを感じさせない部屋作り

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広い敷地にゆったりと構えるマイホーム、憧れますよね。でも、現実には広い土地を手に入れることはなかなか難しいもの。中には「この面積では理想の家は建てられない…」なんて諦めている人もいるかもしれませんが、ちょっと待って!土地を広げることはできなくても、知恵と工夫で実際の面積よりも広く、素敵に見せることは可能です。ここでは、狭さを武器に変えてコンパクトな暮らしを楽しむセンスの良い家をご紹介します。

個室を設けず、行き止まりを作らないLDK

本棚を境に奥はダイニング、手前は家族のスタディスペース。同じフロア内にキッチンや2階への階段も設けて、すべてぐるりと回れる回遊動線になっています。あえて個室にせず、壁による行き止まりを作らないことで、狭いスペースを有効活用できるのです。床は無垢材を使用し、天井も上階の床板をそのまま見せることで質感が統一された印象になり、より広さを感じます。

天井の低い一角にはキッチンを設置

住宅密集地などの場合、斜線制限によって天井高が一部低くなる住宅は多くあります。居室だと圧迫感を感じたり使い勝手が悪かったりするこのスペースですが、キッチンなら天井の低さもほとんど感じません。また、写真の住宅ではキッチンをスキップフロアで一段低く設計しているので、コンパクトでありながらもゆとりを感じる空間になっています。

玄関はミラーの視覚効果を利用する

間口の狭い玄関には大きなミラーを大胆に設置。こうすることで実際の面積以上の広さと奥行きを感じさせることができる上、身だしなみを整えるのにも使えて一石二鳥。写真のように下足入れの扉全面をミラーにすれば、かなりの視覚効果が得られます。同時に間接照明を取り入れることで、空間により広がりが生まれます。

間口ではなく奥行きで勝負の子ども部屋

「自分の部屋が欲しい」という我が子のリクエストに、図面とにらめっこしながら悩んでいる方もいるのでは?子ども部屋は個室でなくとも、子どもがリラックスできるスペースなら良い。そう考えることができれば、デッドスペースが素敵な子ども部屋に早変わりします。写真はキッチンの続きに設けられた子ども部屋。間口は狭いものの奥行きがあるのでスペースは十分。ロフト風のベッドを置き、下を収納スペースとして活用しています。
ご紹介した4軒の住宅はセンスの良さや心地よさそうな暮らしぶりが光り、まったく狭さを感じなかったのではないでしょうか。それに、工夫を凝らしたオリジナリティあふれる作りが、おしゃれでかっこ良く見えますよね。理想は与えられるものではなく、叶えるもの。狭くても狭く感じない、狭さを生かした家作りを、ぜひ実現してください。

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空間を広く見せるポイントは 2016年09月16日投稿 住宅設計 空間を広く見せるポイントは

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ライター/writer 玉置