なぜあの人の家はすっきりしているのでしょう。。。それは秘密の部屋を持っているからです!

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「断捨離」「ミニマリスト」。。。このところ、余計な物をもたないすっきりした暮らしがステータスになりつつあります。と言っても、必要な物かそうでないかは人によって違いますし、家族が多ければ多いほど、家の中は当然物で溢れます。それぞれが使う物をてんでばらばらに出したりしまったりするから、片付けているつもりなのに、部屋が雑然として見えるのが実情ではありませんか。それでは、物のための居場所を作ってあげてはいかがでしょうか。

少々買いすぎてもOK。キッチン横のパントリー

特売に出くわすと、今必要なくてもつい買ってしまうのが主婦の常。でも、帰ってきてから置き場に悩む。そして、適当にしまいこんでついつい忘れてしまう。キッチンあるあるです。そんな時「ああ、我が家にパントリーがあればなあ」といつも思います。写真のパントリーのように、勝手口に直結していると、買って来た物を外からすぐに持って入ることもできるし、生ゴミを室内で持って歩かなくても良いですよね。

突然の雨でも私は余裕。洗濯物干場は日当たり良好

昔の田舎の家には必ずあった広縁。室内と外の中間に位置するこの空間はとても便利で、色々な用途に使われていました。特に、雨の日の洗濯物干しには持ってこいです。写真の洗濯物干し場はそのイメージにぴったり。奥に洗濯機が配置され、洗った物は手前のスペースにて、天井に収納してある昇降物干機に干せます。雨の日も寒い日も、夜遅くても洗濯することが苦にならず、留守中に天気の急変を心配する必要もありません。洗濯物がない時は日向ぼっこが気持ち良さそうですね。

家事がちょっと楽しくなる?家事室は主婦の強い味方

お母さんの書斎、家事室。アイロンがけや洗濯物の整理などもしますので、サニタリースペースやキッチンのそばに配置するお宅が多いようです。そこはお母さんのプライベートルーム。家事に必要なものだけでなく、趣味の道具や読みたい本なども置いて楽しみましょう。パソコンができる環境もあるとさらに便利ですね。ディスプレイもここだけはとことん自分の好みで。こんな明るい素敵な家事室なら、1日中でも過ごせそうですね。

衣替えの必要なし。ウォークインクローゼットは年中無休

衣替えという言葉を今や死語にしつつあるウォークインクローゼット。1年中の洋服をここに収納できるので、「あの服どこにしまったんだろう」ということもほぼありません。また、収納してあるものがパッと視界に入ることにより、日々のコーディネートにも色々なバラエティが生まれます。しまい込んでしまうことによって、自分が持っていた物を忘れて次のシーズンにまた同じような物を買ってしまうというよくある失敗も解消でき、日々の節約にも貢献します。

ちょっとわくわく。ロフト収納は隠れ家気分

以前は天井裏と呼ばれ収納に使うための空間だった所が、今はロフトという名でおしゃれな空間として君臨しています。子供部屋にしたり、ゲストルームに利用したりと使い方は様々ですが、普段使わない物を収納しておくための所としても便利です。昔の天井裏と違うのはきれいに仕上げてあることと、普段も部屋として使えるように換気や配電設備も整っていること。それゆえ、ロフトを書斎として狙っているお父さんがとっても多いみたいですよ。

地下だって使っちゃえ。地下収納はまだまだ未知数。

家族が多い、狭小住宅で場所がないなど、居住空間ではどうしても収納が足りない、もしくは、涼しい所に置いておきたい物があるという時に、地下収納を候補にしてみませんか。床下収納庫よりももっと広範囲で地下を利用したい人にお勧めします。人目につく場所ではないので、仕上げは完璧にしなくても良いですが、重い物を収納したりすることを考えると、高齢の方や女性にはロフト収納よりも使い勝手がよいと思います。
今ほど収納収納と言わなかった頃に主流だったのは、「納戸」でした。使わない物、季節物などを詰め込んでおける3畳ほどの部屋です。けれども、この納戸に何でもかんでも詰め込むものですから、今度は使う時に出すのが大変。そんな変遷の末、適材適所の収納が求められました。収納は「おさめる」という字が重なっていますが、しまうだけでなく、出すにも便利でなければなりません。上でご紹介した秘密の部屋も、出し入れがスムーズで、初めて便利な空間と言えますね。

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ウォークインクローゼットのメリット 2016年09月12日投稿 住宅設計 ウォークインクローゼットのメリット

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ライター/writer さんたまる