快眠への近道、“眠る心地”について考える

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仕事や学校などでたまった1日の疲れを癒してくれる睡眠時間を実現させるために必要なのが、心地よい寝室を作ることです。
ヒーターやクーラーの使い過ぎは身体に悪いだけでなく、快眠を妨げる原因に繋がる可能性があります。このように部屋の温度管理はもちろん、室内の照明や家具の色などを工夫するなどで快眠への近道となるアイデアはいくつもあります。
今回は見た目にも心地よい寝室を実現している自宅の例をいくつかご紹介します。
「最近ぐっすり眠れていないな……」と感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ダークカラーで統一した、眠りを誘う寝室

写真の住宅のように寝室をブラックなどのダークカラーで統一した寝室なら、空間全体に落ち着いた印象を与えてくれます。その場合、ベッドリネンもダークカラーにしてしまうと部屋の雰囲気が重たくなりすぎてしまうので、ホワイトやベージュのナチュラル素材のものをチョイスすると軽やかさがプラスされ、寝室の調和を保つことができます。
また、照明は写真のよう間接照明を利用すると、程よい暗さを保てるため、徐々に眠りにつくための準備ができるように工夫されています。

目覚めの時間が待ち遠しい、陽の当たるベッドルーム

朝の訪れとともに気持ちよく目覚めたい方は、陽当たりのよい窓の近くにベッドを持ってくるのがおすすめです。その際、冬になると窓に近すぎる場合は寒いので、隙間風が入ってこない程度の距離に配置することがポイントです。
爽やかな太陽の光を反射してくれるようなホワイトのベッドインテリアがおすすめです。週末にはぽかぽか陽気の日にはついつい昼寝もしたくなるような、陽の光が気持ち良いベッドルームです。

ベッド周辺が秘密基地のような、便利な寝室

使い勝手のいいベッドとは、ベッドの中にいても必要なものが手を伸ばせば届く位置にあることです。普段寝る前に雑誌や本や読む方はベッドの横にマガジンラックを配置したり、ほっと一息つけるようなホットドリンクを飲む人ならコーヒーテーブルをベッドの横に置いておくと便利です。ベッドにいながら自分だけの時間を過ごすのもまた、寝る前にリラックスするための方法のひとつ。
1日の疲れやストレスを発散して次の日に備えるには、ベッドにいながでも趣味の時間やくつろぎの時間を楽しめるような仕立てにすることです。
インテリアは写真のようにブルーで統一すれば、心を安らげてくれる効果があります。

程よい圧迫感が心地よいベッドルーム

寝室は寝るためだけの空間という方におすすめなのが、写真の住宅のように天井が低い部屋や、狭い部屋を寝室にして程よい圧迫感を演出することです。
部屋が狭い分、寝室に入ったらあとは寝るだけと言わんばかりに無駄なものは置けないため、必然的に部屋に入ったらすぐに就寝せざるを得ない環境にしてしまうのも手です。寝室にいろいろなものを持ち込んでなかなか寝付けないという方は、ぜひ写真の住宅のようにベッド以外のものは置かないような仕立てにしていてください。

照明を工夫して眠気を誘う寝室

あえて天井には備え付けの照明は付けず、ペンダントライトやスタンドライトなどの間接照明のみを取り入れると柔らかい光で部屋全体を暖かく心地よく演出してくれます。その際の電球の色は温かみのあるオレンジを選ぶことがおすすめです。
また、写真の住宅のように頭上近くに照明を置いておけば電気のオン・オフも手軽にできるので機能的にも便利です。
今回は寝心地よい寝室を実現させるための参考になりそうな住宅の例を5つご紹介しました。部屋のトーンを暗くして睡眠だけにフォーカスした寝室なのか、照明を工夫して徐々に眠りに入る寝室なのか、1日の終わりの時間をゆっくり楽しむ寝室なのか、自分にとってどんな要素が快眠に繋がるかを考え、心地よいベッドルーム空間を実現してみてください。

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ライター/writer 栗原