狭小地の選択肢だけじゃもったいない。今の3階建てってこんな感じ!

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
先日、入谷の4階建てゲストハウスに一泊しました。京都の建築家が設計したという、日本情緒あふれる外観とわびさびのある内観。土地柄、狭小地に建てたゲストハウス。しかし全く外観・内観どちらも狭さは感じることは皆無。
広く魅せる技術。それはむしろ、狭小地でなくてもマイホームの参考にしたいデザインや設計だらけ!今の3階建て、いつの間にやらこんなに進化していたんですね。さぁ、3階建ての今の技術を、この目に!!

2階テラスを内庭に

土地に余裕がなくても、2階のテラスを内庭にするという画期的なアイディアのもと造られた3階建て住宅。外見もおしゃれで言うことなし。

こんな3階建てなら、私なら自慢したくなってしまいそう。外にしっかり広がる内庭でありつつ、プライバシーも確保できる空間。子供も安心して遊ぶことの出来る空間は、親としても安心できます。

おしゃれでありながら安全である。家族にとって居心地の良い空間とは、そういう事なのかもしれません。

傾斜地崩壊地域だって、強固な家は造れます。

傾斜地崩壊地域に建てられた家ながら、暮らしは安定安心の住宅です。何度と相談や打合せを繰り返しながら決めた土地。ウィークポイントを理解しながらも、充分に住むに値する価値があると決めた、ご家族の絆。
地上1階、地下2階という構造。眺望は素晴らしく、まさしく短所を長所に生まれ変わらせた、参考にしたいお宅です。

階段を楽しむのも3階建ての醍醐味です。

3階建ての住居でよく見るのが、階段を魅せる構造です。階段を隠すのではなく、敢えて見せて、魅せる。
このお宅は、3階建ての最高の階段モデルスペースとしての存在価値を見出していそうです。1階から3階までを貫いた階段の壁は、緑に統一し、そのオーラは格別。
普段スポットを浴びない部分を輝かせるのも、3階建ての大きな魅力です。

大きな窓が、家族を照らす。

縦長の住居だからこそ、細やかな工夫が大切です。今回参考にさせていただきたい点は、全ての階に光が差し込むようにと設計された大きな窓。縦のブラインドは特注でしょうか。猫もとても気持ち良さそうです。でもそれは、別に3階建てだからこそという決まりはありません。

平屋でも2階建てでも、窓を大きくして採光を得るという考えはとても大事。3階建ての要素から、平屋・2階建てにも参考に出来るポイントって、沢山あるのです。

高い所から、月光を。

平屋や2階建てになくて、3階建てだけにあるメリットを最後にご紹介します。

それは、【空が近いこと】

土地の高低差はあれども、同じ高さの土地に建てた場合、3階建は、どの構造よりも、星に近い。月に近い。そんな素敵なメリットを具現化したのがこちら。一番高い部分に、窓を設置しました。私は、夜の灯りを想像しましたが、もちろん写真のように、日中の明るさや雲の動きを近くで感じることも出来ます。メリットは、何倍にも膨れ上がってくれるのです。
そんな、何気もないことのようで、特別なことを証明してくれた一枚です。
いかがでしたか?これまでは「狭小住宅だから」という理由だった3階建てが、ここまで進化していたとは、恥ずかしながら私も驚かざるをえませんでした。3階建て住居の魅せ方・暮らし方は、狭小地以外でも参考に出来そうな気がする……。そんな明るい未来が見えた気がしたのでした。

関連まめ知識

松虫の長屋 -3世代が暮らす北向き長屋フルリノベーション- 2016年01月18日投稿 リフォーム・増改築 松虫の長屋 -3世代が暮らす北向き長屋フルリノベーション-
狭小住宅を広く見せるためのポイントは 2016年10月24日投稿 住宅設計 狭小住宅を広く見せるためのポイントは

関連Q&A

2016年08月19日投稿 構造 2階設置のお風呂について (回答数4)
ライター/writer midori