これって海外?いいえ、日本です!外国風住宅を作る4のコツ

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海外のインテリア雑誌などで見かけるような素敵でおしゃれな部屋は、憧れでよね。
「でも、うちは狭いし…」「センスがないから無理でしょ?」なんて言って諦めているあなた!
広さや気候など条件に違いはあるものの、いくつかのコツさえおさえれば、欧米の“素敵住宅”は日本でも真似できるんです。
あなたの家がぐんと海外風に近づくポイントをご紹介します!

コツその1:玄関ホールと室内の床を同素材にする

室内でも靴をはいて過ごすのが欧米スタイル。
だから、玄関と室内の境目が日本の住宅のように明確には設けられていないんですね。
つまり、玄関ホールと室内の床を同じ素材で統一すれば、それだけで海外住宅風になるんです!
写真のようなテラコッタを選べば、南仏のかわいらしい家のような雰囲気に。
白い壁と焼成された土の色とのコントラストが、よりリゾート感あふれる空間を作ってくれます。

コツその2:「石」素材を多用する

気候条件が日本よりも厳しい欧米では、自然から遮断された空間を作るべく、伝統的に石を積み上げて壁を作ってきました。
とはいえ、比較的温和な気候で高温多湿の日本で欧米風の石造りをやってしまうと、生活にいろいろと支障が出てしまうことも。
おすすめは、室内の壁や床に少しずつ「石」の要素をプラスしていくこと。
写真のように壁を人造の石貼りに、床を人造大理石にするだけで、マンハッタンのアパート風ホール空間の出来上がり!

コツその3:ランドリーをキッチンに設置する

海外ドラマの主人公がキッチンでお皿を洗った後、洗濯物を横にあるランドリーにバン!と投げ込む…そんなシーンに見覚えはありませんか?
欧米ではキッチンに洗濯機を置き、水まわりを統一させるのが一般的。
日本では見慣れない光景ですが、実は生活導線的には理にかなっているのかもしれません。
キッチンカウンターの下のスペースなどに置いてもいいですが、写真のようにビルトインで設置すると、より外国感がアップします。

コツその4:壁紙を白以外の色にする

日本では壁紙といえば圧倒的に白が多い印象ですが、欧米では色や柄物の壁紙で遊び心を持たせる人が多いようです。
写真のように少しくすんだ淡いブルーやピンク、パープルなどは家具との相性もよく、カラー壁紙初心者でも気軽に取り入れられます。
実は壁紙や天井まで真っ白にすると、光が拡散されて部屋が狭く見えてしまうことも。
そういった面でも、思い切って壁紙に色or柄を取り入れてみるのはおすすめです!
海外の映画やドラマを見ていると、登場人物たちが家の外壁やアパートの壁紙をセルフペインティングしている様子がしょっちゅう出てきます。
彼らにとって居心地のいい住宅はただ与えられるものではなく、自分たちで工夫して手に入れるもの、という意識があるようです。
外国の家が素敵なのは、きっとそんな住まいへの思いやこだわりが根底にあるからなのかもしれませんね。
海外にならって、自分や家族にとって心地よい、愛着のわく家作りを目指しましょう!

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ライター/writer 玉置