どんな住まいが理想?テイスト別、暮らしのヒントになる住まいを紹介

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家を建てる時やリフォームをする時、理想とする住まいのイメージは、より明確に持っておきたいものです。今回は、リゾート風、北欧風、ヨーロッパ風、日本風の4つのジャンルに分けて、その一例を紹介します。
家全体をひとつのテイストにまとめてみるのもよし、部屋ごとに変えてみるもよし。自分の暮らしにフィットするテイストがきっと見つかるはずです。

我が家がオアシス、リゾート感のある暮らし

南国のビーチを思わせるようなリゾート感の溢れる住宅。家の中心部分に中庭を配置し、どの部屋からでもこのリゾート空間を眺めることができる設計になっています。小さなプールが配置された中庭に、植物や外用のチェアを配置すれば、ゆっくりと時が過ごせるくつろぎの空間を演出することができます。
室内もインテリアを中心の中庭に面すように配置すれば、冬でも家の中にいながら、オアシスにいるかのような開放的かつ贅沢な気分を味わえるはずです。

温かみを感じる、北欧をイメージさせる暮らし

まるで森の中に暮らしているかのような、木のぬくもりに包まれた住居は、北欧の空気を感じさせます。木材ならでは温かみのある空間を活かすため、インテリア類も同素材で揃えるのも良いですが、北欧のインテリアならではのビビッドなカラーを用いたモダンな家具を取り入れれば、つつましい空間ににぎやかな雰囲気がプラスされます。
木の芳醇な香りを感じながら、コーヒーを片手に家族の会話を楽しむような、みなが“ほっこり”とする住居の在り方が想像できます。

パリのアパルトマンを彷彿とさせる、ヨーロッパ風の暮らし

パリのアパルトマンを思わせるようなヨーロッパ風住居のポイントは、内装にレンガを取り入れたり、壁をカラーリングしてみたり、格子窓を取り付けるなど、部屋にクラシカルな雰囲気をプラスすること。
可能であればレッドやブルーなど、目を惹くようなカラーリングに挑戦してみると、より海外の空気感を演出することができますが、全体的な変更が難しい場合は、壁の一面だけを塗装するのもアイデアのひとつです。
写真のような淡いクリーム色や、落ち着いたベージュなどを使えば、奇抜になりすぎず、さりげなく部屋の印象を変えることが可能です。

日本の心意気を感じさせる和モダンな暮らし

畳や障子、和紙など日本ならではの素材を活かした“和”テイストの住居は、住まう人に懐かしさと癒しを与えます。
ドアや仕切りの部分に格子や障子を用いたり、日本の森林を感じさせる無垢な木材を使用するなど、主に素材やパーツ部分に“和”を感じさせることで、部屋全体としてはモダンなイメージを演出することができます。
写真の住宅のようにテーブルやソファなど、家具を全体的に低い目線で配置することで、生活スタイルがさらに和のテイストになじみます。
スタイリングは自由自在、これらの暮らしのスタイルをヒントに、自分のアイデアをプラスして、自分ならではのオリジナルの住まいを作り出してみてください。

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パリで見たリノベーションのコツ(カラー) 2015年02月08日投稿 インテリアコーディネイト パリで見たリノベーションのコツ(カラー)

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ライター/writer 栗原