ぜひ取り入れたい!明るさとプライバシーを両立する空間設計アイデア5事例

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家を建てる時の立地条件において、「日当たり」はとっても気になるポイントです。「南側には視界をさえぎるものがなくて」とか「ちょっと高台で森に囲まれている」とか理想の立地は色々とありますが、その要望を満たす場所って限られています。そこで、明るくてプライバシーが確保出来る家にするには設計が大切になってきます。ここでは、理想の家を実現する空間設計アイデア5事例をご紹介します。

階段トップからふりそそぐ、やわらかな光

階段が、上下階をつなぐの光の通り道になり、やさしい光が、階下まで届いています。 家の中で上を見上げたら、こんな青い空が覗くって、幸せな気分になります。天気の良い日には、座って日向ぼっこしちゃいそうです。視線を気にしなくて良い窓っていいですね。
青い空と、白い壁、白い階段とのコントラストがとても爽やかです。空の広がりを感じられることで、実際の広さよりも広く感じるメリットも。階段の形状によって、光と影の形が時間とともに変化するので、時間移り変わりも感じられます。夜の月明かりも格別でしょうね。

中庭からプライベートな光を取り込む

都会の住宅街でも、プライベートな空間を確保し、光を取り込めるので、中庭は理想の間取りの一つですね。中庭を囲む部屋それぞれが庭とのつながりができるので、部屋に光を取り込むことができます。 窓の向きで日のあたる時間帯が違うから、 部屋を移れば、朝日も夕日もどちらも楽しめるし、昼明るい部屋はリビング、日の入る量が少ない部屋は、寝室など、お部屋のプランもはっきりしそうです。こんなお庭なら、外でビールを飲みながらの読書や日光浴も思いのままですね。
これらの事例は、立地に合わせて取り入れたいものばかり。実現すれば、きっと毎日が楽しくなるに違いありません。理想の家って、「プライバシーを確保したい」という思いと、「開放感のある空間にしたい」という思いが両方とも満たされている気がします。人によってその比率はそれぞれだと思いますが、この相反するものがうまく融合している建物ってその姿そのものも美しいと思います。答えが無限にある中で、自分の家をどんな形にしたいかをイメージしてみるって、ちょっと悩ましくて、とても楽しいことだと思います。

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ライター/writer hotagos