草木が青々と生い茂り、暖かい季節の訪れを感じさせてくれます。日常の疲れやストレスを一瞬にしてほっとするような気分にしてくれる自然の恵みを受けられる家のイメージをご紹介します。家にいながらも桜の木が窓から広がる家、庭には森が広がる家など、立地を存分に活かしたものから、中庭から自然を感じる家、草木がエントランスを囲む家など自宅の作りを工夫して草花を楽しめる家など、さまざまなスタイルがありますので、新築を建てる際やリフォームを行う際の参考にしてみてください。
森のぬくもりを近くで味わう
自然豊かな立地に家を建てる場合、近くに住宅や公道がなければ、写真の家のように周囲に広がる自然の空気感を自宅に取り入れるよう思い切って１階部分を大開口の窓にするのもアイデアのひとつです。大きな窓を用いることで、自然光もたっぷりと自宅に取り入れることができます。外構の照明を工夫すれば、夜でもライトアップされた美しい木々を眺めながらディナーやお酒を楽しむことも可能。ここなら秘密基地にいるかのような非日常的な気分が味わえるはずです。
大開口窓の先に広がる桜並木
家の近くに桜並木が広がる立地を存分に活かした家の一例です。テラスから桜並木を望めるだけでなく、桜が家の中から一望できるように、開放感のある大開口の窓を用いています。桜の開花時期には家族だけでなく友人を招いて花見パーティーを開いて楽しむ姿が想像できるような作り。暖かい気候であればテラスでビニールシートを広げながら宴会をするのも楽しそうですし、生憎の雨の場合なら家の中でソファーに座りながら散りゆく桜を眺めるのも風情があります。
家の中心に日本の情緒を感じる
中庭部分にさりげなく日本の情緒を感じるような要素をプラスしている家の一例です。１本の小さな木を枯山水で覆い上品に仕立て、見るものにほっとするような安心感を与えてくれます。家の中心部分に位置していることでさまざまなスペースからひっそりと佇む姿を見ることができます。春や夏には青々と元気良く茂り、秋には葉が赤く色付き、冬には雪化粧で純白に輝く、日本ならではの四季折々の美しい姿が楽しめます。
草木がエントランスを囲むガーデンのような家
エントランスの門の部分にバラが生い茂るその姿は、ヨーロッパのガーデンを彷彿とさせるような特別な空間を演出してくれます。バラだけではなく、藤の花やそのほかの草花で代用することも可能ですし、それぞれの種類によって雰囲気も変わります。
エントランスの中に設けられた中庭も、草花が咲き乱れる夏には直射日光から守ってくれるような避暑スペースのような効果もあります。暖かくなる季節には、週末にランチを楽しみながら美しい光景を眺めるのも贅沢なライフスタイルです。
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ライター/writer 栗原
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